ローカル線の旅と銭湯めぐり

昭和の思いで深いローカル線や公衆浴場をめぐる

雲翠泉(うんすいせん)荒川区東日暮里

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荒川区の雲翠泉にきました。

東京メトロ千代田線「西日暮里」駅から徒歩20分。JR常磐線

外観がシンプルなたたずまいのため寿湯から藤の湯へ行く間にあるのを見過ごしました。

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中に入るととても広く感じます。
番台式。感じのよい女将。

浴室は湯船が中央の楕円形で二層にわかれています。

そして浴室右奥に替り薬湯(健美湯という漢方湯で褐色でした)があり富来浴場と構造が類似してました。
カランは昔ながらのシャワーなしの低いカラン(20位)と長い鏡。お湯の温度は44~46℃と熱いがやわらかなお湯でした。
壁絵はペンキ絵と男女仕切り壁の4つのタイル絵(直径20cm四方のタイル(4×8枚使用)で浴室入り口付近と奥の絵はすれがめだちますが、ろばに山積の荷をのせて川をわたっている様子の絵と奥が竹林と川で枯れた竹木を両天秤の籠にいれて運んでいる様子と中央が金閣寺と渓流を木の舟で渡っている様子が描かれています。

このタイル絵はなんでも昭和初期に丸谷焼の会社が販売していたとのことで、絵は違いますが10月に閉店した戸塚市の矢部の湯のと似てる感じがしました。綴り字で不確かですが「峯雲」と絵師の名前がありました。
ここでようやく故早川絵師の富士山のペンキ絵をみることができました。

富士山中腹の濃靑色の部分のはがれはあるものの全体的に新しい感じです。
富士山の力強さその中に厳しさも垣間見れる感じです。また丘陵の赤松が全体絵を引き締めている感じがあります。また端に山梨と早川氏のサインと平成二十年八月八日の記載があり10年近くも劣化が少なく残っているのもすごいと思います。その理由を考えてみるとここの浴室はシャワーがないのもありますがほとんど湯気がたちこまないことがペンキ絵の維持につながったのかも。と思いました。

※雲翠泉詳細

お遍路番号 荒川 27
住所 〒116-0014
荒川区東日暮里3−16−4
電話番号 03-3801-4126
公式ページ
アクセス 常磐線三河島」駅下車、徒歩5分
休日 水曜
営業時間 15:00−24:00

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