ローカル線の旅と銭湯めぐり

昭和の思いで深いローカル線や公衆浴場をめぐる

吉の湯(葛飾区堀ノ内)

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東京メトロ千代田線「綾瀬」駅から徒歩20分位、久乃湯から200m位程離れている葛飾区堀ノ内公衆浴場「吉の湯」に行きました。

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番台式。若女将。縁側というか板廊下にはレトロ皮の椅子8脚。各椅子にトンボの刺繍のある御座様の薄いクッションがおいてありました。

17時頃来店しましたが客は私入れて5名位。浴室はカランは島カランあわせて5-[5

-5]-5)で島カランは低くその上に長い鏡がやや斜め向きに固定されていました。また男女仕切り壁の各カランに鏡が個々にやや斜めに設置 されていました。浴槽は遠赤外線バイブラと深湯の2漕に仕切られていました。お湯の温度は44℃と熱めですが薪で沸かしているので軟らかななお湯でした。

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壁絵は故早川絵師の富士山のペンキ絵。もうあまりペンキ絵としては残っていない早川絵師の富士山をここで見ることができたのはラッキーでした。早川氏の描く富士山は「男の富士山」というイメージがあります。山頂の雪の描き方にしても険しくそして濃靑の富士山と険しい岩礁が描かれています。ただ険しさだけでなく湖の水平線あたりは太陽の光が差し込み湯気がたっている様子を柔らかなタッチで描いていました。見ているとなぜかほっとする感じももたせてくれる絵です。

左端に○土川と早川氏のサインがありましたが○の字が達筆過ぎて読めません。。湯舟近くは劣化がかなりありましたが劣化を最小限に留めているのがスゴいです。湖や岩礁にヒビが横にあるためか凹凸がある流動的な彫刻画にも見えて全体的に重厚な絵になっていました。
又男女仕切り壁には直径20cm四方のタイルを使った絵で湖畔の芝に鹿が描かれていることから奈良県の絵かと思いましたが、畔の赤松と湖の中にそびえる赤い⛩️にに厳島神社と鳥居に描かれており、そのことから広島の厳島神社でした。渋みのあるこのタイル絵を詳しく観ると船頭が木の舟をこぐ様子や湖奥の低山や森林に見え隠れしている五重塔らしき建物等が観てとれますし、鹿も色々な動きを観察して描かれているので全体的に流動的な絵になっていて観て飽きない感じでした。
人が少ないぶんじっくりペンキ絵とタイル絵を見ることが出来ました。

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★上記写真は銭湯サポーターHP(吉野湯)からのものです。

※吉の湯詳細

お遍路番号 葛飾 5
住所 〒124-0006
葛飾区堀切6−33−5
電話番号 03-3604-1401
公式ページ
アクセス

東京メトロ千代田線「綾瀬」駅よりバス。

・[新小51][有01]堀切六丁目 下車徒歩1分
・[綾01]堀切中央病院 下車徒歩1分

休日 火曜
営業時間 14:00−22:00

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