銭湯めぐり

公衆浴場をめぐる

小川バスマンション(旧喜久の湯)練馬区赤塚

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地下鉄赤塚駅有楽町線副都心線)4番出口すぐにある練馬区公衆浴場「小川バスマンション」へ行きました。以前は「喜久の湯」という銭湯でしたがマンションと吸収合併。マンション経営者の屋号となってしまいましたが廃業でなく存続できた銭湯です。

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フロント式。女将。フロント前に高機能マッサージ機(10分100円)。

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脱衣所は、レトロ体重計。木の長椅子。藤の椅子。コイン自動洗濯機。4段ロッカーの高さの鏡。
浴室は、立ちシャワー2(入口左右)乾式サウナ(300円)水風呂(2~3人)軟水風呂はサッシのしきりありで40℃とお湯の温度は低めで壁に格子あり、鉱石とカエルの陶器が入っていてそこからお湯が出ていました。
他に浴槽は二つあり電気風呂とバイブラは一緒の湯船。ジェット座湯2(水枕あり)
お湯の温度は42℃で入りやすかったですが低温の軟水が人気ありました。
カランは島カランあわせて20(8-6-6)
蟹とヨットの排水口。
壁絵はモザイクタイル絵で南国の日没の海岸の様子が描かれていて、男女仕切り壁上にヤシの木が。そして海にうつる太陽の光が輝いている様子が描かれていていました。
休憩所はフロント脇に、ソファやテレビが有りました。牛乳類は110円とリーズナブルねだんだったのでフルーツ牛乳飲み少し休んでから出ました。

※小川バスマンション詳細

お遍路番号 練馬 2
住所 〒179-0073
練馬区田柄2−32−20
電話番号 03-3939-0639
公式ページ  
アクセス 東京メトロ有楽町線地下鉄赤塚」駅下車、徒歩3分
休日 金曜
営業時間 15:30−23:30
日曜は15:00から営業

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遊湯 記念湯(横浜市西区戸部)

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相鉄線平沼橋駅」から徒歩10分位(京急戸部駅から徒歩5分位)にある、横浜市西区の公衆浴場「記念湯」に行きました。
麻雀場と共同経営。

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フロント式。女将。帰りはご主人。
下足鍵とロッカーの鍵を交換する方式。
脱衣所は織りあげ格天井。大きな和服の女性の絵が天井近くから飾られていました。

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ロッカーは中と大(バックパックが入る大きさ)あり。
浴室入口付近に固定された格子状の木の長椅子あり。
浴室は、入って右手に、乾式サウナ(有料)立ちシャワー(お湯の取手が外れていて水シャワーのみの使用)日替り薬湯(高い仕切りありで本日はじっこう)
主浴槽と続きます。主浴槽は、普通湯(1人)ジェット座湯(長い水枕あり)2、ショルダーマッサージ湯(両肩からのお湯が出てませんでした)エステジェットバス2、強力バイブラがありちょうどその上にジャングルジムのような手すりがありぶら下がり健康器具のようなものがありバイブラに浸りながら背筋を伸ばすことができ利用者が結構いました。お湯の温度は、42℃位で薬湯が43~44℃位とやや熱く感じました。
入口左手に水風呂(2~3人)そしてカランと続きます。
カランの数は島カランあわせて22(8-77)。カランの上にステンレスの格子台がありそこにケロリン桶が置いてありました。
壁絵はモザイクタイル絵で横浜の波止場で海岸の異人館通りの様子が描かれた絵で男性はチョンマゲやそうでない人が。女性は着物姿~洋風の長いスカートをはいた人まで様々いることから明治維新の頃と思われます。波止場の通りに馬車が通り色々な国の旗が建っている建物。

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上記写真は記念湯サイトからのものです

波止場は観光客がカップルや望遠鏡を覗いている女性や何か探している男性。警官と話している人。うねりがある海には帆船が。観光客らしい人を何人か乗せているので観光船かもしれません。空が水平線近くはオレンジ色で上空高くは青空で日が沈んでいく様子も詳細に描かれていて見ていて飽きないタイル絵でした。16時半過ぎに入店。結構客はいましたが混雑までに至らずゆったりできました。

※記念湯詳細

住所:神奈川県横浜市西区戸部本町45-4  髭内ビル

営業時間 15:00 ~ 24:00

定休日  祝日の場合も含め、毎週月曜日

問い合わせ電話   045-322-6244

交通

① 京急線戸部駅より徒歩2分
② 相鉄線 平沼橋駅より徒歩8分
③ 横浜市営地下鉄ブルーライン 高島町駅より徒歩8分

 

 

岩の湯(板橋区常盤台)

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都営三田線「板橋本町」駅から岩の湯(お遍路番号:板橋1番)へ向かいました。

※「岩の湯」の屋号は板橋区に2件あります(もう一つは下赤塚)

S&B(瀬古選手がかつて所属していた)通り1km余り。

フロント式。ご主人。脱衣所入口から何枚か富士山の絵や自然の絵が飾られていました。

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年期の入った漆塗りの長椅子(スポンサーの屋号名が彫刻されていました)四角のテーブルに3種類のスポーツ新聞。エンジ色のレトロ体重計。デジタル体重計。

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ロッカー上にきじの剥製や白の鳥や金太郎の置物の入ったガラスケース。
浴室は、真新しい黄色と白のケロリン桶。
椅子は昔ながらの背の低い緑のものから年寄り~障害者用のものまでありました。
カランは島カランあわせて20(5-55-5)
浴槽は大きく分けて2槽で大きな浴槽は、寝湯(長い水枕あり)ジェットバスで寝湯が入口からみて左横にあるのが珍しい。
小さい湯船は、スーパージェットバスと座湯ジェットでお湯の温度は43~44℃とやや熱めですが柔らかいお湯で、お湯からあがって長い時間さめにくい効果がありました。
ペンキ絵は中島絵師による富士山の絵ですが、山頂付近に積もった雪が黄金色でその下はあずき色(エンジ色)で太陽の光があたっている様子が描かれていました。ペンキ絵事態真新しい感じでしたがご主人に伺うと3年前に書き替えられたとわかりました(その前が赤富士)


16時開店でその時間に入店しましたが既に数名あがろうとしていたので既に開店していたもよう。

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ご主人と馬が会うのか、1時間近く談義してしまいました。ケロリン桶とっても新品のように感じましたがなんと25年も経過しているとのこと(驚)それは洗うのでなく洗剤を浸けておく方式で桶も出ているものとべつにもう1セットあり交互に出しているそうです。

お湯も白湯ですが18℃から1℃ずつ温度あげていき最終65℃まで上げてさましていく方法で実に5時間かけているそうです。お湯にこだわり極力塩素を基準値ギリギリにとどめることで浴室内の匂いを抑えさらに壁絵の劣化も抑えるよう考えています。

又燃料の廃材も週4日車で20分位かかる所から運んでくるそうです。(場所は忘れましたが。)ご主人と奥さん二人でやっていくのはたいへんですが掃除ひとつにしても妥協なしの仕事ぶりに頭が下がりました。残念なことにご主人の体調が余りよくなく今やっている仕事が80%の出来だそうで「70%の出来になってしまったらやめよう、後3年できるかどうか」とも言ってました。話をしていてこのご主人のカリスマ性を垣間見れました。

ご主人の健康祈り帰路に。

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※岩の湯(板橋1番)詳細 

お遍路番号 板橋 1
住所 〒174-0071
板橋区常盤台1−34−10
電話番号 03-3960-5389
公式ページ
アクセス 東武東上線ときわ台」駅下車、徒歩5分
東武東上線「中板橋」駅下車、徒歩8分
休日 金曜
営業時間 16:00−23:30

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鶴の湯(調布市)

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京王線西調布駅」から徒歩10分位にある調布市公衆浴場「鶴の湯」に行きました。

下足鍵とロッカーの鍵を交換する方式。

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フロント式。女将。脱衣所に高性能マッサージ機(100円とリーズナブル)あり。開店してから66年経過しているためカラン等の不具合ある等の説明や注意書の貼り紙が。
レトロ体重計(白色)。

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上記写真は銭湯サポーターサイトからのものです。

浴室は立ちシャワー1。湿式サウナ無料。
カランは島カランあわせて19(4-55-4)
浴槽は水風呂(3~4名)電気超音波風呂(2~3名)壁に格子があり鉱石が入っておりそこからお湯が湯船へ出ていました。
円型の湯船で右回転でお湯が回っていました(バイブラ、ジェットあり)
ラドン風呂(部屋になっております。3~4名)お湯の温度は42℃位。

井戸水で薪で沸かしているので軟らかなお湯でした。
壁は彫刻タイル張りでした。
17時過ぎ入店しましたが客は5~6名と少なく、ラドン風呂と湿式サウナ、水風呂と十分堪能出来ました。

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※鶴の湯詳細

お遍路番号 調布市 3
住所 〒182-0034
調布市下石原1−10−2
電話番号 042-482-3017
公式ページ  
アクセス 京王線「西調布」駅下車、徒歩7分
休日 水曜
営業時間 15:00−23:00

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ひばり湯(鎌倉市大船)

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JR東日本「大船」駅から徒歩5分位にある鎌倉市公衆浴場「ひばり湯」に行きました。

ビル型銭湯。フロント式。下足鍵とロッカーの鍵を交換する方式。自動券売機。ご主人。
トレイルランナー歓迎の数少ない銭湯です。もちろん銭湯ランナー歓迎。f:id:iwata2052:20180402110232j:plain

13時から開店。脱衣所、浴室こぢんまりしてますが、岩盤浴(500円)乾式サウナ(300円)

岩風呂、水風呂、炭酸泉風呂、電気風呂、寝湯風呂(ジェットあり)と種類は多かったです。

お湯の温度は43℃位で長く入るには不向きかも。水風呂はかなり冷たくクーリングに最適。
カランは島カランあわせて15(9-3-3)
14時入店。

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トレイルラン後の客や観光客もいて賑わってましたが混雑はまだしてませんでした。
炭酸泉が弱いのがちょっと残念な感じでした。

※ひばり湯詳細

住所 〒247-0056  鎌倉市大船1-13-7
電話 0467-46-5324
営業時間 13:00〜24:00 土・日曜日10:30〜23:00
定休日 毎週水曜日・毎月第三木曜日

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山の湯(東京都豊島区要町)

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本日は、東京メトロ有楽町線副都心線の要町(かなめまち)駅から徒歩10分くらいにある豊島区公衆浴場「山の湯」に行きました。

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番台式。ご主人。帰りは大女将。
脱衣所兼休憩所はソファとテーブルあり、その他、レトロ体重計、平成初期のマッサージ機(無料)一時期流行った乗馬のライディング機(無料)コイン式自動洗濯機4台、縁側に3台ありました。

島ロッカー上に銭湯グッツの入ったガラスケース。アロエの鉢が置いてありました。
浴室は、入口付近に立ちシャワー2、シャンプーボディーソープ設置。スチームサウナ無料(7~8名程)入れ水が出るシャワーあり。熱風口に乾燥ラベンダーの入ったネットが吊るしてありとてもいい香りで癒されました。
浴室中央にヒョウタン型の浴槽で2槽に別れておりその中央に裸婦が肩に水瓶を担いで座っている陶器がありその水瓶からお湯が溢れていました。何かそのお湯が溢れているのを見ていると癒されました。バイブラとジェットバスでジェットバスの方がやや熱い。本日は紫根湯で全体的に青いお湯でした。お湯の温度は42~43℃位。浴槽周りの壁にカランが取り囲んでいました。

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上記写真は銭湯サポーターサイトからのものです。

カランの数は18。カランの上は直径20cm四方のタイルを使った絵で、男女仕切り壁と二種類ありました。奥の壁のタイル絵は山から流れてきた川と湖が出会うところの絵で背景は湖側は山脈で正面向かって右側から太陽の光が射し込んでいる様子が。そして川側は両側が森林でやはり太陽の光が森の中まで射し込んでいる様子が上手くえがかれていました。
男女仕切り壁は湖に数羽の白鳥が浮かんでいるのですがその近くの畔に水車小屋があり、水車が水を巻いている様子が詳細に又湖も波打っているのか?流動的に描かれていました。
背景は雪に覆われたアルプス級の山系が描かれていました。

タイル絵は男女仕切り壁の高さまででその上は西伊豆のペンキ絵。2014.10.20と記載あり。男女にまたがった一つの絵で男女仕切り壁上は大きな古い岩礁で低木や松が生えていて展望台にむしろで作ったような屋根がある休憩所が描かれていました。男湯は湖に帆船やヨットが浮かんでいて背景は富士山。絵師は不明。
16時頃来店しましたが客は10名以上いて賑わってましたが混雑感はありませんでした。お得感満載です。

※山の湯詳細

お遍路番号 豊島 2
住所 〒171-0043
豊島区要町1−47−12
電話番号 03-3957-2679
公式ページ
アクセス 東京メトロ有楽町線「要町」駅下車、徒歩5分
休日 月曜
祝日は翌日休
営業時間 15:30−24:00

 

北野湯(板橋区徳丸)

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3月末で閉店してしまう板橋区徳丸町公衆浴場「北野湯」に行きました。

東武練馬駅から徒歩5分くらい。
15時半過ぎ来店。客は4名。
番台式。女将。脱衣所には、冷蔵ドリンクケース、白いベンチ、レトロ体重計、島ロッカーの上に銭湯グッツの入ったガラスケース。
浴室には、白の桶、カランは島カランあわせて28(644446)カランのお湯が34~5℃位の温水プール位の温さでした。
シャンプーボディーソープ完備。
浴槽は2つで、天井は高く凸型で小さい湯船は深湯のバイブラ。大きい湯船の壁にジェット3で浅めでした。
お湯の温度は42~43℃位で入りやすく薪で沸かしているので軟らかなお湯でした。
壁絵は富士山のペンキ絵ですが全体的にヒビが入りペンキが剥がれたりくすんで朽ちたところもありましたが、遠くから見るとくすみもひとつの絵と観れるところが良いのです。

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富士山上空の空の青さを大きくいれてトギレトギレの雲海から顔を出す山頂~中腹まで雪を被り雪のないところは濃青の富士山。下の方が傷みが激しいですが、湖がありそれは少なめに描かれその畔は赤松の木がさらに高台が描かれていました。故早川絵師ではないかとおもわれる描きかただと思いますが不明です。

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上記写真は銭湯サポーターサイトからのものです。
またペンキ絵下には直径1cm四方のタイルを使って描かれた絵があり、海底に泳いでいる5種類の魚(熱帯魚)11匹が海藻と共に描かれていました。これも湯船付近はくすんでしまってますが、遠くから見るとくすんだところが魚が泳いで海底の砂を巻き上げているように見えました。また男女仕切り壁にも同様のタイルで描かれた、湖やや水平線近くににヨットが2つ浮かんでいて畔近くの湖に白鳥が3羽、4羽まとまって浮かんでいて、湖畔周辺は茶色の尖った屋根を持つ家と三角柱の尖った青い建物(サイロか?)のある牧場が左右に描かれ、一部端に白樺の木が。水平線を取り囲む緑低山さらに背景には赤みを帯びた尖った山脈が山頂に雪の残った様子が描かれていました。
張り紙どおり老朽化の為閉店となりますがペンキ絵やタイル画は見る価値は十分ありましたし薪で沸かしたお湯もとても貴重でした。

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※北野湯詳細

お遍路番号 板橋 34
住所 〒175-0083
板橋区徳丸1−32−8
電話番号 03-3933-1791
公式ページ
アクセス 東武東上線東武練馬」駅下車、徒歩5分
休日 火曜
営業時間 15:00−23:30